[五景] トルモリ海水浴場の絶景
咸平湾の夕日
トルモリ海水浴場は、咸平邑石成里ソクドゥ(石頭)マウル(村)にある海岸です。ソクドゥ(石頭)という名前は、元々トル(石)モリ(頭)という韓国の固有語で付けられた村の名前を漢字語に置き換えたところ『石頭』になってしまったものです。この海岸は目の前に西海岸が大きく広がり、きれいな海水と銀の波が輝く1,000mの白い砂浜、そして広い松林が調和した天の恵みと言える絶景を誇る場所です。松林の中の東屋に座り、秋の熟した柿のようにつやつやした太陽が溶けるように沈んでいくさまを見ていると、自分の中の凝り固まったものが全てほぐれていくように感じられます。
トルモリ海水浴場は他の地域の海岸に比べ干満の差が大きいという短所を補うために、12,420㎡(海水プール 7,480、子供プール 4,940)の人工プールを周囲と調和するように砂浜に建設するとともに、藁葺の東屋、キャンプ場、駐車場などの施設も拡充しました。また、干潟には蟹や貝、海藻類などが多いため、子供たちの自然学習の場としても活用されています。近隣の沿岸では、大きくなる前の足が細いテナガダコと車エビが絶対に外せない名物に数えられています。