環境にやさしい農法

環境にやさしい農業のご紹介

鴨農法
鴨農法

鴨農法は、安全な食べ物を作って国民の健康を守るとともに、無公害農産物を生産・販売することで農家の所得増大に貢献する農法です。鴨は、体が大きいほど稲の葉を食べる傾向が強く、また肥育目的の品種のため動作が鈍く活動時間も少ないため害虫防除効果があまり大きくありません。 従って、体が小さな野生のマガモは、食肉用の鴨(アヒル、アイガモ)のこのような短所を補い、稲作への総合的効果(雑草駆除効果、害虫駆除効果、ジャンボタニシの駆除、代掻きや泥水への効果、稲の葉への刺激、病菌除去効果、養分供給)が期待される品種です。

レンゲ農法

レンゲ農法は環境にやさしい農法で、8月下旬から9月中旬の間にレンゲの種を蒔き栽培する農法です。 レンゲは空中の窒素を主な養分として生育するため、土地の生産力を増進させます。同時に見事な赤紫色のレンゲの花の景観は、農業観光資源としての役割まで果たします。 咸平では鶴橋農協を通じて、全国最大のレンゲ栽培面積の田で栽培された米を『咸平天地レンゲ米』というブランドで販売しています。

子タニシ農法

環境にやさしい農業をきちんと育成していくために、水田で除草剤を使わず子タニシを利用して雑草を生物的に駆除できる技術が子タニシ農法です。子タニシの、水中で生活し草食性であるという特性を利用して除草をします。子タニシ農法によって米の品質向上や無公害米の生産が実現し、農家の所得にも貢献しています。

米ぬか農法

米ぬか農法は、無公害健康米を生産するために日本で有機農生産農家によって始まった農法で、米ぬかを水田に撒くことで有効微生物の増殖や雑草の発芽抑制、肥料効果の持続などの効果があり、化学肥料を使用せずに稲を栽培する農法です。

微生物発酵農法

微生物発酵堆肥は忠清南道唐津郡で初めて使用されたものですが、全羅南道咸平郡では大規模に使用しています。 この微生物発酵堆肥のコア技術は、韓国有機農協会から購入したソルビッ8号を撒き害虫を駆除した後、800倍に薄めた木酢液100リットルを年に3~4回撒布したり、玄米酢を800倍に薄めた液100リットル(10a)を撒布したり、青草液肥(ヨモギ、セリ、山野草など)などを使う点です。 この方法は、肥料の効果が比較的緩やかな堆肥や稲わらのみを利用して農業をする場合には、初期の生育が芳しくなく収穫量の確保が難しいものの、2~3年後には無公害農作物を収穫することができる最高の方法と言えます。