環境にやさしい農業の概念

Concept of Environment-Friendly Agriculture

環境にやさしい農業の概念

環境にやさしい農業とは、化学物質を使わない、もしくは使用を最小限に抑え、農漁業による副産物のリサイクルなどを通じて生態系と環境を維持・保全しながら安全な農畜産物を生産する産業のことを指します。

  • 国際的(EUなど)には有機農業と言われることが多く、農業の環境保全機能向上のためには別途の農業環境プログラムを施行します。
  • 環境にやさしい農業で生産された農産物の差別化された流通・販売のために、環境にやさしい農産物は認証品(有機・無農薬・無抗生剤)に限定されます。

環境にやさしい農産物の種類と基準

環境にやさしい農産物の種類と基準
種類 基準
有機農産物 有機農産物は、有機合成農薬と化学肥料を一切使用せずに栽培 (転換期間 : 多年生作物は最低収獲前3年、その他の作物は種まき栽植前2年)
無農薬農産物 無農薬農産物は、有機合成農薬を一切使用せず、化学肥料は推奨施肥量の1/3以内を使用

* 内容出所 : 環境にやさしい認証管理情報システム